北京市が大気汚染の改善を目指し、実施している「青空目標」が、今年すでに目標を達成しました。北京市環境保護監視測定センターのデータによりますと、12月4日までに、北京市の空気の質を示す等級が2級または2級以上の日数は、あわせて266日で、73%の「青空目標」を予定より早く実現させたほか、去年同期に比べて1級の日数が6日増えたということです。
報道によりますと、今年北京市が制定した16段階の大気汚染抑制措置が実施され、「黄標車(排ガス国家基準を満たしていない車)」を4万台余り処分したほか、石炭を燃料とするボイラーと1万3000世帯に対してクリーンエネルギー改造を行ないました。
また各関連部門の具体的な措置をみますと、環境保護部門が重点汚染業界とされる中小企業の違法問題に対応しているほか、都市管理部門は工事現場に3Gの監視カメラを据え付け、無線インターネットを通じて現場のほこりや、運輸車両の排ガスの漏えいなどの違法行為をリアルタイムで監視しています。(翻訳:玉華)
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