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 米統合参謀本部、中米間の軍事交流強化を呼びかける

2010-12-02 16:04:14     cri    

 アメリカ軍統合参謀本部のマレン議長は12月1日、関係会議で講演し、中国とアメリカとの軍事交流は両国関係の重要な一部分であるとして、両国軍隊の交流が良好な効果を収めることを期待した上で、「両国軍隊の交流はゼロサムゲームを避けるべきであり、長期的に安定して交流するメカニズムを確立すべきだ」との考えを示しました。

 マレン議長は「両国軍隊が交流関係を結ぶ際に、双方はこれを最も重要で急速に発展する関係の一部だと見なし、政治的風向きに囚われ交流を断続的にしてはならない。双方の関係は極めて重要だ」と強調しました。

 マレン議長はまた、両国軍隊の交流のよりよい効果取得のため三つの提案をおこない、

 「それはまず、双方は対話を始めるときに適切な基本方針を定め、交流過程で相互尊重を保つこと。第二は、双方が地域的、かつ国際的な視点を持つこと。双方の交流分野はアジア太平洋地域だけでなくより広い範でおこなうべきだ。特に双方には共同の利益があり、これは中国の急速な成長にも寄与することができる。第三は、双方は過去だけに囚われず、未来に目を向ける必要がある。中国はこれまで10年の中国ではなく、今後も引き続き変わりつつあり、アメリカも変わっている。したがって双方の交流は具体的問題の解決と双方関係における広範な一致という目標達成に着眼点を置き、その実現に尽力すべきだということだ」と表明しました。

 なお、中米両国の軍事交流は今年初め、アメリカの台湾への兵器売却によって膠着状態に陥っていました。その後今年の10月、中国の梁光烈国防相がベトナムのハノイでアメリカのゲーツ米国防長官と会談を行いましたが、これは両国間の軍事交流での10カ月ぶりのハイレベル対話となっています。また、中国中央軍事委員会の徐才厚副主席はアメリカを訪問し、双方は交流と協力を強化することについて7つの合意に達しました。関係筋によりますと、中米両国の軍隊は、ゲーツ国防長官の中国訪問を含む一連のハイレベル交流を行う予定です。国際・交流へ

 (翻訳:huangjing)

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