中国政府は23日に気候変動対応年度報告書を発表し、今後5年間に温室効果ガスの排出を効果的に削減する決意を表明しました。
この報告書は昨年以来、気候変動を緩和させ、それに適応する面で取ってきた政策と行動を総括し、気候変動の国際交渉における中国の立場と主張を明らかにしました。
報告書は、「まもなく行われる国連カンクン気候交渉において、中国は積極的かつ建設的な役割を引き続き果たしていく。しかし、締約国によって十分に討議し、許可されていないいかなる文書をカンクン会議の交渉の基礎にしてはならない」と指摘しています。
中国社会科学院の専門家は、「過去5年間に、中国は主要の気体と液体の汚染物の排出を大幅に削減した。しかし、環境悪化の勢いが効果的に抑制されていない」と述べました。(翻訳:董燕華)暮らし・経済へ
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