国際・交流へ

　アフリカ3カ国歴訪を終えて帰国の途についた習近平国家副主席は、22日にスペインのバレアレス諸島自治州の州都パルマを経由し、フランセスク・アンティシュ知事と会見しました。

　この席で習副主席は「中国とスペインは2005年に全面的な戦略的協力パートナーシップを構築した。以降両国は密接なハイレベル交流と実りある協力を進めてきている。中国はスペインで『中国語年』を開催し、言語文化交流を通じて両国民の相互理解と友好増進を図っている。中国政府は両国の地方間交流を支持する。観光分野におけるバレアレス諸島自治州と中国との協力には大きな将来性がある」と述べました。

　これに対しアンティシュ知事は「中国の高度成長は世界の注目を集めている。世界経済が緩やかに回復している中、中国との協力強化が必要である」と述べました。（ジョウ＆中原）