エジプトを訪問中のパレスチナ自治政府のアッバス議長は20日、カイロでアラブ連盟のムーサ事務局長やエジプトのオルマ・スレイマン情報長官らと会談しました。パレスチナとイスラエルとの直接交渉再開にどのような障害があるか、イスラエルが入植地建設を堅持していく場合、アラブ諸国はどんな行動を取るかなどの問題を討議しました。
計画によりますと、アッバス議長は21日に、エジプトのムバラク大統領と会談し、イスラエルに入植地建設を停止させるアメリカの措置について話し合う予定です。
なお、アメリカはこのほど、「国際社会からの批判に対してイスラエルを支援すると共に、イスラエルへの次世代戦闘機F35・20機の売却を議会に承認させる用意がある。その代わりに、イスラエルがヨルダン川西岸のユダヤ人入植地活動を90日間停止させる」ことを提案しました。(翻訳:Katsu チェック:吉田)
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