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 チベット、野菜自給率の五年内の向上を目指す

2010-11-19 14:35:32     cri    

暮らし・経済へ

 チベット政府はこのほど、「これからは野菜栽培に力を入れ、向う5年内に夏と秋の野菜自給率を90%に、冬と春では65%に引き上げる予定だ」と発表しました。

 高原地帯という特別な自然条件の影響により、チベットでの野菜栽培では、品種が少なく自給率も低いという現状に悩まされてきました。野菜のほとんどはチベット以外の地方から運ばれたもので、新鮮な野菜を入手するのはチベット住民にとって困難なことでした。

 ここ数年、チベット政府は「菜篮子(野菜かご)」プロジェクトを実施し、ラサ市などで無公害野菜の栽培計画を立ち上げ、シガツェ、山南、ニャンティ、チャムドなどの地区でも一定規模の野菜栽培拠点を設立しました。現在、チベットでは野菜の品種が75種類に増え、作付け面積は2万2500ヘクタールになり、農作物の8.7%を占めるまでになったということです。(翻訳:コオリ・ミン)

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