アメリカ国際教育研究所は16日、2008年から2009年までの2年間、中国に留学したアメリカ人の数はおよそ1万3000人となり、逆にアメリカにきた中国人留学生の数は13万人近くになったことを明らかにしました。

　アメリカ国務省教育・文化担当のアン・ストック女史はこの問題について「オバマ政府は、向こう4年間に中国にアメリカ人留学生10万人を派遣する政策を打ち出した。両国間の教育交流は、両国の若者、学者、教師の相互理解を促し、教育分野における協力の強化にも重要な意義がある」との考えを示しています。

　アメリカ駐在中国大使館教育室の尤少忠氏は「中国に留学するアメリカ人の数は少ないが、これまで急速に増えている。現在、中国は韓国についで第2のアメリカ人の留学先となっている」と述べました。（万）