NATO・北大西洋条約機構は16日から、「サイバー連合2010」と名づけたサイバー防御演習を始めました。

　演習は3日間に渡って行われます。また、今回の演習は3回目で、規模は最大となっています。演習では、NATO本部及び加盟国が同時にサイバー攻撃を受けたことを想定して、NATOやその加盟国がネットによる襲撃への対応能力や機構間の協調行動、NATOと加盟国間の関連の政策決定メカニズムの効率などをテストします。

　NATOサイバー防御管理局や、NATOと28の加盟国のコンピューター事故対応チームが参加しているということです。（翻訳：玉華　チェック：吉田）