16日午後に行われた上海市政府の記者会見によりますと、15日午後に上海市で発生した高層マンション火災に関与したとして、公安機関は8人の身柄を拘束しました。一方、火災で重傷を負った15人のほとんどは命に別状がありませんが、うち数人の病状はまだ落ち着いていないということです。
程九龍上海市公安局副局長は記者会見で、出火原因について「火災があった高層マンションの10階で無免許の溶接工が作業を行ったところ、ナイロンネットや竹製の板などの可燃物に引火したことが原因である。」と述べ、16日の午後6時までに、公安機関は重大事故責任罪として関係者8人の身柄を拘束し、現在取り調べを行っていることを明らかにしました。
また、上海市衛生局の李衛平副局長は「16日の午後4時の時点で、重傷の患者は15人(男性10人、女性5人)にのぼり、うち9人は50歳以上で、予断を許さない状況の患者もいる」と被害者の状況を明らかにしました。(翻訳:コオリ・ミン)
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