広州アジア大会特集へ

　中国体育代表団が明らかにしたところによると、北京五輪の女子ボート覇者、金紫薇選手が広州アジア大会開幕式において中国選手団の旗手を務めます。これは、アジア大会において史上初の女性旗手となります。ただし、金紫薇選手は大型のスポーツ祭典としては初の女性旗手ではなく、2006年にトリノで開催された冬季オリンピックでは、ショートトラック女子のソルトレーク冬季五輪覇者楊揚選手が中国代表団の旗手を務めています。

　今年25歳になる金紫薇選手は、遼寧省瀋陽市出身、北京五輪において女子ボートの４人スカルで中国代表団に29枚目の金メダルをもたらしました。これは中国のみでなく、アジアにおいてもボート競技で勝ち取った初の金メダルでした。（中原）