韓国の聯合ニュースによりますと、韓国の中央銀行である韓国銀行は、「アメリカの量的緩和措置の実体経済にもたらす効果には限度ががあり、しかも副作用はかえって大きいだろう」との見解を示しました。
韓国銀行がこの日発表した「アメリカの追加緩和措置の効果に対する評価と展望」と題する報告書のなかで、FRB・米国連邦準備制度理事会が4日、6000億ドルの長期国債の買い入れを決定したことについて、「追加緩和措置を通じて、アメリカは長期的な金利引下げ、株式市場の上昇、ドルの値下げなどの効果を上げようとしている。しかし、このような指標的な変化が実体経済にもたらす影響には限りがある。この緩和措置が発表された後、多くの投機資金は商品市場に流入しており、黄金や原材料の価格の高騰をもたらした」と指摘しました。(翻訳:玉華)
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