民政部の竇玉沛(ドウ・ユーペイ)副部長が8日、中国の介護サービス補助金制度立ち上げを明らかにしました。同副部長によると、評価および調査を通じて、政府による補助金という形で、低収入の高齢者、独り暮らしの老人、身体能力を失った老人など老後生活が困難である老人を対象として、老人福祉施設での受け入れ、あるいはコミュニティーや家庭での介護サービスをサポートします。「第12次五ヶ年計画」期間中に、1000人の老人ごとに各種介護用ベッド数30床を目指します。
1999年以降、中国は高齢化社会となっています。統計データによりますと、目下都市部と農村部において、高齢者世帯数が50%超え、一部の大都市と中規模都市では70%に達します。2009年末までに、中国の高齢者1.67億人のうち、満80歳およびそれ以上のお年寄りは1899万人で、11.4%を占めています。ところが、高齢者数に対して介護ベッドの割合が極めて低く、介護ベッドの総数は全国の老人の人口のわずか1.59%に留まっています。(翻訳:李陽 チェック:中原)
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