中国外務省の劉振民次官補は8日、北京で行われた記者会見の席で、「中国は13日から14日まで日本で開催される予定のAPEC(アジア太平洋経済協力) 非公式首脳会議が積極的な成果を収めることを期待している」と述べました。

　劉振民次官補は「胡錦涛国家主席はこの会議に出席し、アジア太平洋地区経済の均衡、包容力、持続性と刷新及び安定した成長の実現という面での中国側の主張を説明し、APECの将来的な発展について展望を言及することとなる」とした上で、「中国はこの会議を通じて、経済の均衡、包容力、持続性と刷新及び安定した成長の促進という面での実務協力が推進され、貿易と投資の自由化及び利便化を実施し、地域経済の一体化の加速が実現されるよう希望すると共に、貿易及び投資の保護主義に反対し、ドーハラウンドが早急に全面的且つ均衡的な成果を収めることを期待する他、APECにおける構造改革の安定した推進、協力効率の向上などの面でAPECの役割と影響がより拡大するよう希望する」と述べました。（翻訳：ｈｕａｎｇｊｉｎｇ）