イスラエルのネタニヤフ首相は7日、「武力的な脅威なしではイランの核兵器開発を阻止することはできない」と強調しました。
ネタニヤフ首相はこの日アメリカでの5日間にわたる訪問を始めましたが、アメリカのバイデン副大統領と会談した際、「イランへの制裁は、すでに効果が出ているが、イランには核計画を停止する気配がまったくない」と語りました。
バイデン副大統領は、「交渉の扉は依然としてイランに向けて開かれている。しかし、扉に入るには、イランが理性的な行動を取らなければならない」と語りました。
アメリカなどの西側諸国はこれまで「イランが核計画を実施するのは、核兵器を開発するためだ」と非難していますが、イランはなおも実施の目的は平和利用だとしています。そこでイスラエルは、イランの核計画はその生存を脅かすとして、イランに対し単独的軍事行動を取る権利を放棄していません。(翻訳:イツゴウ)
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