北京で開かれたアジア太平洋地域児童権利の保護についての国際協力ハイレベル会議が6日閉会しました。会議では、『アジア太平洋地域児童権利南南協力北京宣言』を採択しました。また、児童権利に関する知識を共有し、協力を深め、地域の児童権利を十分に実現させるためにアジア太平洋地域の統合データーバンクの構築を支援していくことを約束しました。

　この宣言は、「国連のミレニアム目標を公平に実現させるため、会議に出席した各国はデーターや証拠の収集と利用における協力を進め、各国が積み重ねてきた経験を評価し、それを広めていく。また、各国政府が児童保護において、適切な措置を取ったにもかかわらず、依然として多くの問題を解決する必要がある。、児童売買、麻薬、エイズなど疾病の感染を抑制し、不法移民など複雑な問題を解決するには各国の幅広い協力が必要だ」としています。（翻訳：董燕華）