アメリカのオバマ大統領は6日、ボンベイを訪れ、3日間に渡るインド訪問を始めました。インドはそのアジア歴訪の初の訪問国となります。

　インドメディアの報道によりますと、オバマ大統領の今回のインドなどの国の訪問はアジア市場の開拓と雇用創出を主要目標とし、両国は巨額の武器販売や航空機などの分野における商談を成立させる見込みだということです。しかし、インドの商業界は注目されているアメリカの海外請負への優遇政策の削減とインドへの軍民両用技術の輸出制限などの問題がオバマ大統領の訪問によって著しく改善できないのでないかと心配しています。

　オバマ大統領はインド訪問についで、インドネシア、韓国、日本を訪問することになっています。アナリストは、オバマ大統領の今回のアジア訪問によって、アメリカは自国の利益を維持するため、アジアに新たに進出しようとしているのではないかと分析しています。（翻訳：董燕華）