胡錦涛国家主席は1日、「中国はこれまでどおり、国連とその事務総長の活動を支持してゆき、持久的に平和で、共に繁栄し調和の取れた世界を築き上げるため弛まぬ努力を払っていく」と表明しました。

　これはこの日北京を訪れた国連のパン・ギムン事務総長と会見した際述べたもので、胡主席は「中国は一貫して多角主義を提唱し、支持し、これを実施しており、『国連憲章』の趣旨と原則を断固として擁護し、国連の権威と役割を守ってきた。国連はその使命をよりよく履行し、多角主義を進んで実施してゆき、国際関係での民主化を推し進め、これからも発展問題をその活動の重要な地位に置き、ミレニアム目標を実現させ、国際社会の連携と協力を強め、互恵の共栄と共同の発展を促進していくべきだ」と述べました。

　これに対しパン・ギムン事務総長は、国連と中国とのより緊密な協力、それに発展問題の解決における中国のより大きな役割を期待しました。