日本の最高裁判所に当たる中国最高人民法院の王勝俊院長は27日、全国人民代表大会常務委員会会議で報告を行った際「各級裁判所は国民生活をサポートし、国民の権益を保っていくべきだ」と強調しました。

　王院長は「最高人民法院は、土地の請負経営権の移転、土地の徴収と徴用、農民の出稼ぎ、帰省後の起業及び車、電気、農機具の農村部での普及などの面で各級裁判所の活動を指導する。国民の意見に耳を傾けるため、人民代表大会の代表、政治協商会議の委員と各界の人々に関連会議を傍聴させる制度、裁判所の一般公開制度、記者会見と年度報告に関する制度を実施し、国民との交流ルートを疎通していく」と述べました。（2010/10/27　翻訳：yin）