第3回北京人権フォーラムが19日に開幕し、中国のほか28の国や地域、関連する国際機構の代表らが、人権と発展の関係について交流を行っています。

　フォーラムでは、中国が人を中心として人権を尊重し、これを保障することを約束した上で、国際的な人権事業の健全な発展や調和の取れた世界の創造に尽力している事をアピールします。

　北京人権フォーラムは中国人権研究会の主催により開催されています。

　中国国務院報道弁公室の王晨主任は、中国の人権事業の発展を認める必要性を強調しました。

　王晨主任は、席上「中国は世界最大の発展途上国である。中国の政府と国民は現代化や人権促進のための取り組みに努めている。人権を尊重し保障することは憲法で定められている。特に、金融危機に対応する過程で、中国は人権の尊重と保障を重要な位置においてきた」と述べました。（朱丹陽）