中国の李保東国連常任代表は18日、安保理の会議で「中国は、パレスチナとイスラエルの直接交渉がユダヤ人入植地の建設により停滞状態となっていることに注目し、これを配慮している。和平交渉に必要な条件を作るために、イスラエルが、入植地建設期限の凍結を延長することを求める」と表明しました。
李保東代表は「中国は、ヨルダン川西岸と東エルサレムを含むパレスチナの領土で、入植地と隔離フェンスの建設を全面的に停止するようイスラエルに呼びかける」と語りました。
また、李保東代表は「占領されたパレスチナの領土、特にガザ地区の情勢が依然として厳しい。このような状態は続けられてはいけない。中国は、パレスチナ人民が合法的な民族権利を求める事業を支持し、パレスチナの各派ができるだけ早く対話を通じて、食い違いをなくし、和解を達成することを期待する」と強調しました。(翻訳:Katsu チェック:Kokusei)
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