香港特別行政区政府は12日、声明を発表し、「フィリピンが発表した香港人質事件の再調査報告は提案に基づき、事件に関係した政府職員を処分していない。香港特別行政区政府はこの決定に失望の意を表す」と述べました。
声明は「香港市民はフィリピン政府が事件に関係した政府職員と関係者の責任問題を厳しく追及し、関係者に処分を科すことを期待する。フィリピン側の決定はマニラ人質事件調査委員会の初回報告に述べられている多くの事件に関係した職員の処分を減免した。この決定は香港人、特に犠牲者および遺族にとってはとても受け入れがたい。香港特別行政区政府もこの決定に失望の意を表す。特別行政区政府は関連ルートを通じてフィリピン当局に香港側の考えを示す」と述べました。
8月23日午前9時、25人(香港観光客22人)が乗った観光バスはフィリピンの首都・マニラの中心地で銃を持った男に乗っ取られ、香港人観光客8人が死亡、6人が負傷しました。(翻訳:HUANGJING)
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