カンボジアのノロドム・シハモニ国王

　全国人民代表会議常務委員会の呉邦国委員長は2日午前上海で、カンボジアのノロドム・シハモニ国王、フィジーのエペリ・ナイラティカウ大統領、ラオス国民議会のトンシン・タマウォン議長、リベリア下院のタイラー議長とそれぞれ会談しました。

フィジーのエペリ・ナイラティカウ大統領

　呉邦国委員長は、この4人が上海万博中国国家館デーの記念式典に出席したことに感謝し、この四国の政府と国民が上海万博を応援してくれたことに感謝の意を表しました。

　シハモニ国王らは、上海万博中国国家館デーの円満な開催に祝意を表し、「上海万博は、世界の多様性をいきいきと表し、多種類の文明、多次元の文化の相互交流をを促した」と語り、万博の組織状況とパフォーマンスを高く評価しました。

ラオス国民議会のトンシン・タマウォン議長

　シハモニ・カンボジア国王と会見した際、呉邦国委員長は、「中国政府はカンボジアとの関係を重視し、王室との特別な友情を大事にしており、カンボジアとともに、友好と協力を推し進め、協力の分野とルートを拡大していきたい」と語りました。

リベリア下院のタイラー議長 

　ナイラティカウ・フィジー大統領と会見した際、呉邦国委員長は、「中国は一貫して国際関係の民主化を主張し、世界の多様性を尊重し、国は大小、貧富と強弱をとわず、国際社会では平等だと認識している。中国は、フィジーとともに、相互尊重と平等互恵の原則を踏まえ、各分野での協力をさらに強化し、両国関係の更なる発展を推し進めたい」と語りました。（翻訳：イツゴウ）