
中国の西昌衛星発射センターによりますと、中国の月探査衛星「嫦娥2号」の打ち上げ準備が整いました。西昌衛星発射センター計画部の毛万標副部長に北京放送の記者がインタビューしました。
中国西南部に位置する西昌衛星発射センターは1970年に設立され、中国の対外開放の打ち上げステーションの中でも規模が最も大きく、最も進んだ施設です。海外衛星の打ち上げの受注が最も多く、多種の衛星を打ち上げることが出来るステーションです。「嫦娥2号」の実験プロジェクトの組織指揮と計画協調を担当する毛副部長は打ち上げ現場の準備状況について次のように紹介しました。
「現在まで、現場の主要なテストはほぼ完了し、衛星やロケットそれに打ち上げ現場の地上施設、設備状況も良好で、テスト担当のスタッフの間にも緊張感が高まっている。現在、推進剤注入と最後の打ち上げの組織は最も肝心な仕事となる」と述べました。
推進剤注入活動を担当する曹兵さんは1987年から西昌衛星発射センターで働いています。40代になった曹兵さんは普段口数は少ないですが、推進剤注入の話題に触れると非常に興奮した様子で話してくれました。曹さんは「今日の信号連絡テストが無事に終わった。次は推進剤注入を待つだけだ。推進剤の注入はまず気温によって推進剤の温度を調整し、推進剤の温度をロケットのエンジンの要求に合わせて必要がある」と紹介しました。
2007年10月24日、「嫦娥1号」は西昌衛星発射センターで打ち上げられ、月探査第一期プロジェクトを成功させました。「嫦娥2号」は中国の月探査第2期プロジェクトの技術面において先導的な役割を果たすことになります。「嫦娥1号」と比べ、「嫦娥2号」は技術面で難度がより高くなり、システムももっと複雑になっています。
毛副部長はまた「『嫦娥1号』と異なり、『嫦娥2号』は直接、地球から月への軌道に入る予定だ。地球を周回しないため、衛星の推進剤の消耗を節約し、より多くの科学実験に利便を提供することができる」と述べました。
万副部長は最後に「長い間にわたる努力を経て、われわれは必ずこのプロジェクトを円満に遂行することが出来ると信じている」と述べました。(翻訳:huangjing)
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