中国の唐家璇元国務委員は24日、シンガポールで行われた初の『シンガポールグローバル対話』で「平和発展の道を堅持することは中国の長期的な戦略選択である」と述べました。
唐家璇氏は、「国際構造の変化と中国のプレゼンスと役割」をテーマとした演説をおこない中国の立場を明らかにしました。唐家璇氏は、第1、平和発展の道を堅持することは中国の一時的な対策ではなく、長期的な戦略選択であること、第2、アジアの国々と周辺諸国との関係を処理するにあたって、中国は一貫して揺るぎなく、「与隣為善、以隣為伴」(善意をもって隣国に接し、隣国をパートナーとみなす)という外交政策を実行すること、第3、中国は戦略的見地と長い目で中米関係を見守り、中米関係が長期的で健康的で安定的に発展していくを推進すると語りました。
「シンガポールグローバル対話」は23日から24日まで開かれ、「グローバル秩序の未来」をテーマとしています。世界各国から訪れた政府要員、学者、専門家を含む国際機構や学術団体など約400あまりの代表団が関心をもつ国際問題と地域戦略問題についてここで意見を交わしました。(張、国清)
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