中国国際有機食品・グリーン食品博覧会(OCEX)は20日、オリンピックメインスタジアム(鳥の巣)の隣にある国家会議センターで開幕しました。
今回の博覧会は20-23日に開催する予定で、テーマは「自然な生態と環境に注目 上質で健康的な生活を提唱」となっています。国内外の有機食品、グリーン食品、有機化粧品、有機繊維製品、リサイクル製品などの工場や企業などが、消費者に新型の健康商品を紹介しています。
有機的なライフスタイルのコンセプトは欧米から中国へ輸入されたものです。初期の有機食品から現在のエコ的なライフスタイルまで、中国の人々の意識にだんだん普及してきました。今回の博覧会では、伝統的な有機野菜や有機米などから、今まではなかった有機水産品・有機酸素化粧品まで、商品が幅広く展示されています。
中国銘茶メーカーの広西省茂聖六堡茶。六堡茶は中国六大茶類の黒茶に属する発酵茶の一つで、1500年の歴史があります。産地が広西梧州市六堡鎮なので六堡と名付けられました。茂聖六堡茶会社は六堡茶の産地にあり、100ヘクタールのグリーン茶園と、年産量3000トン以上の工場を持っています。茂聖六堡茶は今年、上海万博の特許商品になり、中国だけではなく、海外への輸出も急速に増えています。
農産品メーカーの有機農場。有機農場は80年代からスタートしました。1984年、中国農業大学で生態農業と有機食品の研究が始まり、1994年、国家環境保護局は有機食品発展センターを創立しました。1990年、中国浙江省のグリーン茶葉はオランダに輸出され、1994年、遼寧省の有機大豆が日本へ輸出されました。現在、中国産の大豆、ピーナツ、茶葉、蜂蜜などの有機食品が欧州、アメリカ、日本などの国と地区に輸出しています。
日東産業株式会社。主な商品はお茶の缶です。日東産業の商品は、日本の伝統的なデザインと現代的なデザインを融和して、独創的なフォルムで時代を表現しています。
日本の静岡県から来た「日本銘茶」。消費者だけではなく、展示会のスタッフや記者たちも興味しんしんです。
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