胡小笛代表はこの日、ウィーンで開かれた国際原子力機関(IAEA)の理事会会議でイラン核問題について、イランは『核不拡散条約』の加盟国として、原子力を平和的に利用する権利があると同時に関連の国際義務をも負わなければならないとの中国の見解を述べたあと、「イランがIAEA理事会及び国連安保理の関連決議を全面的に実施し、IAEAと協力を強め、国際社会のイラン核計画の平和的利用への信頼度を強めていく必要がある」との考えを表明しました。
胡小笛代表はまた「目下、イラン核問題の外交的解決を推進するには新たなチャンスがある。関係各方面は実務的な態度に基づいて、外交上の努力をさらに強め、対話と協議をいち早く回復していく必要がある」と述べ、IAEA及び事務局長がイランへの監督及び問題解決における建設的役割の発揮するよう期待しました。
胡小笛代表はさらに、「中国は平和に向けて努力し、外交による解決を積極的推し進めていきたい。同時に、各国と共に、国際核不拡散体系と中東和平の安定性確保という視点から、イラン核問題の全面かつ長期的で、妥当な解決に建設的な役割を発揮していく」と述べました。(翻訳:Yan、Lin)
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |