中国外務省の姜瑜報道官は16日、北京での記者会見で「中国とインドの協力強化は、相互信頼が深まり、両国国民に有利であるだけでなく、地域及び世界の平和、安定、発展にも有利だ」と述べました。

　一部のメディアがこのほど、中国はインドがある分野で紛争があったと報道しましたが、姜瑜報道官はこれに対して「双方の誤解と意思疎通の不足が紛争が発生する要因である」と述べた上で「中国とインドは隣国で、各レベルの交流は順調に発展してきた。これらの紛争が中印関係に影響しないことを願っている」という考えを示しました。（万、丹羽）