第2回中国・ASEAN(東南アジア諸国連合)報道相会議が15日に、北京で開かれました。「情報交流の強化、互恵共栄の地域関係を構築」をテーマにした会議では、中国とASEAN10ヶ国の報道相と閣僚が情報分野における双方の交流について幅広く議論しました。
中国国務院情報弁公室の王晨主任が講演し、「中国とASEAN 加盟国の友好協力関係の発展で、マスコミは積極的に情報を伝え、双方の理解と友好を強化した。また、中国とASEANの関係発展、及びASEAN 内部の 意思疎通、協調と一体化に重要な役割を果たした。当面、国際金融危機を経て国際経済は回復しつつあり、中国・ASEAN自由貿易区はすでに全面的に設置された。平和と繁栄を目指す中国とASEAN の 戦略パートナーシップが強化された。こうした情勢の下、中国とASEANの情報部機関は、より活躍し、平和と発展に有利な世論環境をつくるべきだ」と述べました。
会議の出席者は、「中国とASEANは政治的相互信頼を強化し、アジアの平和維持という重大な課題に直面し、また、貧困と遅れを撲滅し、経済発展を求めるという難しい任務に直面している。中国と各加盟国は政府情報機関の役割を充分に発揮し、情報分野における協力を強化して行くことを願っている」としました。(翻訳:董燕華)
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