中国国家版権局は15日、インターネットでの著作権の管理制度を制定し、著作権侵害の紛争を防ぐために、動画ウェブサイト監視に関する会議を開きました。

　国家版権局と公安部、工業情報化省が7月、共同で発表した「著作権侵害放送番組の取締りに関する『剣網活動』規則2010」に基づき、国家版権局は会議で、新浪網（SINA）や探狐網（SOHU）、優酷網（Youku）、土豆網（TUDOU）などのポータルサイト15社を自主監視リストに加えました。

　国家版権局版権管理庁の王自強局長はこれに対して、「このリストに加えた15社は自ら新規投稿動画の監視を行ない、著作権侵害が疑われる放送番組を削除すると共に、21日までに関係情報を国家版権局に提供する」と説明しました。（万、大野）