中国全国政治協商委員会の賈慶林議長は4日、北京で第13回中日経済シンポジウムに参加した日本代表と会談しました。

　会談の際、賈慶林議長は「経済情勢が依然として複雑である今日、金融危機後の中日協力の可能性と課題をめぐって検討するこのシンポジウムの開催はまことにに相応しい」と語りました。

　賈慶林議長は「このシンポジウムがグローバルな視野での中日経済貿易協力を促進するのにプラスとなってほしい」との期待を述べた上で、「中日両国は経済構造の相互補完性が高い。今後、省エネや環境保全、金融、情報、知的所有権などの分野での協力を強化させ、両国間の経済協力関係をさらに緊密化させる必要がある」と指摘しました。（翻訳：トウ　徳花）