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新疆、ユーラシア向けのビジネスプラットフォームへ

2010-09-02 22:16:32     cri    

 中国西北部及び中央アジア地域の最大規模の総合国際経済貿易交流大会である第19回ウルムチ対外経済貿易商談会が1日、開幕しました。今回のウルムチ商談会には中国各地とイラン、トルコ、ロシア、アフガニスタン、パキスタンなど22の国と地域からビジネスマン1万人あまりが参加しました。

 イランのビジネスマン・イブラヒムフサインプルさんは「われわれは自社の製品の中国市場での販路の開拓だけでなく、商談会を通じて、イラン市場に中国産の製品を導入したい」と話しました。また、「中国市場を広げると同時に、イラン市場にはどんな製品が欠けているかを考えながら、どの製品を輸入するかを決める。ウルムチ商談会を通じて、中国の特色ある製品をイラン市場で充実させたい」と話しました。

 イラン展示ブースは今回のウルムチ商談会の最大規模の海外展示ブースとなりました。ピスタチオ、イチジク、ナツメの砂糖漬けそれにイランの特色あるお菓子などの食品は多くの参観者を引き付けました。

 また、ベラルーシも中国との経済貿易に深い関心を持っています。ベラルーシ中国駐在大使館商務参事官ヴァレリー氏は自ら自国の展示ブースに立って各国のビジネスマンにベラルーシの工業製品をプロモーションしました。ヴァレリー氏は 、「われわれは中国各地の商談会に関心を持っており、新疆のウルムチ商談会のほかにハルビンと上海の商談会も注視している。しかし、新疆は中央アジアに向けて開放されている中国の最も重要な窓口であるため、私たちにとってウルムチ商談会はとりわり重要だ。さらに中国西部大開発の背景の下で、中国政府が西部の発展を推し進めるため、多くの優遇政策を実施しているだけでなく、新疆は上海協力機構の加盟国と特別な関係を保っている。われわれはこのビジネスプラットフォームを通じてベラルーシの本地域市場での占有率を高め、中国での市場拡大に期待している」と述べました。

 毎年、ウルムチ商談会は中国各地の企業にとって世界特にユーラシア諸国に自社製品をプロモーションする良いチャンスとなっています。電磁療法製品を扱う中国広東省深セン市任鳥実業有限公司は欧米市場への輸出に届まらず、アフリカ市場にも進出している企業です。この企業は商談会を通じてトルコ、パキスタン、イランなどの国での販路を広げることを期待しています。公司の副総経理姜豊女史は、「ウルムチ商談会は中央アジア市場の開発にとって非常に重要で、とても良いビジネスプラットフォームだと思う。ウルムチ商談会の知名度はかなり高く、毎年参加することは、企業の発展にとって有益だ」と話しました。

 1992年から2009年まで、ウルムチ商談会はすでに18回連続で開催され、国内外で高い評価を受けました。今回のウルムチ商談会の経済協力プロジェクトの契約額は1000億人民元を超える見込みです。来年からウルムチ商談会は「中国―ユーラシア博覧会」に昇格し、展示会の機能は今までの投資と貿易という二つの機能からより高いレベルとより多くの機能に広げられると見られています。トルコの通商次官官房国際関係局長は「ウルムチ商談会の昇格は非常に良いことで、より多くのトルコの企業がこの博覧会に参加するだろう。このほか、ウルムチ商談会の昇格に伴い、より多くの欧州企業を引き付けることができると信じている。われわれは商談会に参加を希望するトルコ企業を支持し、その企業の中国の展示会への参加と、中国市場への投資を協力していく。今後より多くのトルコ企業が中国商談会に参加すると信じている」と述べました。

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