上海万博は1日、宝鋼大舞台でチベットウィークの開幕式を行いました。テーマは「天上のチベット」で、チベットからの400人あまりが歌や踊り、優れた技能を披露します。

　この日は、チベット劇をもとに創作した歌とダンスをメインにした劇「吉祥祝福」が上演され、万博への祝福を表しました。

　チベット自治区のペーマチリン主席は、国内外の観光客のチベットへの観光旅行を歓迎するとした上で、「チベットウィークの期間中、われわれは『天上のチベット』をテーマに、チベットの美しさと発展を全面的に展示する。入場者に、チベットがここ数十年間で収めた飛躍的な発展を、客観的、全面的に理解してもらいたい」と強調しました。

　イベント期間中、チベットの14項目の無形文化遺産が展示されます。32名の国家級と自治区級の無形文化遺産の後継者も、各自の技を披露します。また、チベットが生んだ歌や踊りも登場します。さらに、ヤク、太鼓、チベットダンスなどのパレードがあり、活力に満ちたチベットをアピールします。（朱丹陽）