国連のパン・ギムン事務総長は26日に世界各国に向け、包括的に核実験を禁止することを呼びかけました。

　カザフスタンの首都アスタナでは当日、核実験の禁止を呼びかける国際デーを記念する国際会議が行われました。パン・ギムン事務総長は、挨拶の中で、「1966年に『包括的核実験禁止条約』が採択されたが、まだ発効していない」と述べ、2012年までにこの条約を実現させることを呼びかけ、またその前に各国が全ての核実験を停止することを促しました。

　2009年に国連大会第64四回の会議で、カザフスタンは、8月29日を核実験禁止を呼びかける国際デーにすることを提案し、全会一致で支持されました。（翻訳：李陽　チェック：吉野）