国連のパン・ギムン事務総長は25日に、声明を発表し、ミレニアム開発目標を実現するため、10人からなる顧問グループを任命しました。この顧問グループは、後発開発途上国（ＬＤＣ）の発展を加速させ、ミレニアム開発目標の実現に向け、国際社会がいかに支援するかについて、国連に提案します。

　また、第4回国連後発開発途上国会議が2011の年5月30日から6月3日まで、トルコのイスラマバードで開催されますが、声明は「これは今後の指標となる会議である。会議では前回の会議で達した、『2000年代のＬＤＣのための行動計画』の実行状況を評価した上で、新たな協定を結ぶ予定だ」としています。（翻訳：玉華　チェック：吉野）