上海万博は19日に、アフガニスタンパビリオンデーを迎え、祝賀イベントを行いました。イベントには、アフガニスタンの商業と工業を担当するアハディ氏と上海万博の張春祥中国政府副代表が出席しました。

　8月19日はアフガニスタン独立から91周年の記念日でもあります。張春祥副代表は祝賀の意を伝えた上で、「アフガニスタンパビリオンは『アジアの心臓、チャンスと資源に恵まれた土地』をテーマにしており、アフガニスタンの豊富な物産、優れた文化などが展示されている。ここで入場者は、優れた建築や、精巧な美術品と工芸品、生き生きとした日常用品などを見ることができる。そして、アフガニスタンの独特な魅力や人々のオープンな心を感じることができる。ここはまさに、チャンスと資源に恵まれた大地なのだ」と述べました。

　アフガニスタンのアハディ氏は挨拶で、「今回は、アフガニスタンにとって初の万博参加である。紛争を経験したばかりで、現在も治安、経済、社会など多くの課題を抱えている国としては、万博に参加しただけでも、大きな成果と言えるだろう。わが国の国旗が200あまりの国の国旗と一緒に会場で揚げられているのを見て、感激しないアフガニスタン人はいないだろう」と強調しました。

　アフガニスタンパビリオンは、Aゾーンのアジア連合パビリオン2にあります。（朱丹陽）