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パキスタン、独立日祝典を取消し、洪水救援に全力を

2010-08-15 14:44:37     cri    
 パキスタンは14日、64回目の独立日を迎えました。しかし、80年ぶりの特大洪水に見舞われたため、パキスタン政府と軍当局は独立日に関する祝賀活動を取り消し、洪水の救援活動に全力を上げるよう国民に呼びかけました。

 パキスタンのギラニ首相は14日テレビ演説を行い、一致団結して洪水の防御と救援活動に取り組むよう国民に呼びかけました。ギラニ首相は演説の中で、「パキスタンでは、洪水によって、全国で少なくとも1384人が死亡し、1630人が負傷、2000万人が被害を受けた。ラマダーン(断食の月)期間中、全ての食事会や祝賀行事をキャンセルし、それらの資金を洪水の防御と救援活動に当てる」と語りました。

 パキスタンでは7月下旬から、大洪水に見舞われ、その被害は国土の四分の一に達するということです。パン・ギムン国連事務総長は14日からパキスタンを訪問、15日に被害地を視察し、パキスタンに4億6000万ドルの緊急援助を提供するよう国際社会に呼びかけました。(08/15 翻訳者:Lin チェッカー:新出)

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