アメリカのオバマ大統領は4日、「メキシコ湾原油の流出を食い止め、原油を封じ込めるための長い闘いがついに終結に近づいた」と述べました。

　オバマ大統領は当日、AFL－CIO･米国労働総同盟産別会議で談話を発表し、「メキシコ湾に流出した原油は大部分収集、除去された」と述べました。

　また、ロバート・ギブス・ホワイトハウス報道官は原油除去作業が終結段階に入ることを歓迎しましたが、「依然として多くの作業を行わなければならない」と述べました。

　アメリカ内務省と関連機構の専門家は4日、初歩的な評価報告を発表し、「メキシコ湾に流入した原油490万バレルの74パーセントはすでにさまざまな手段によって除去された」としました。（翻訳：ｈｕａｎｇｊｉｎｇ）