17日午前、中国の温家宝首相は中国を訪問しているドイツのメルケル首相と共に、中国西部の古都・西安で、両国の企業家代表による懇談会に参加しました。温家宝首相は、「今回の懇談会によって、中国とドイツの協力は新たなスタートラインに立った」と述べました。
懇談会は和やかな雰囲気で行われ、両国の企業家からは、市場開放の拡大や、知的財産権の保護、両国貿易の促進など、中国とドイツの経済貿易協力に関する様々な質問が出されました。
これに対し、温家宝首相は、「西安という中国西部の古都で今回の懇談会を行うことは重要な意義がある。中国はいま、西部大開発を進めており、ドイツの企業家による投資拡大を期待している。中国政府は公平な市場競争環境の整備に取り組み、知的財産権の保護に力を入れている。今回の懇談会は相互理解と信頼を深め、両国の企業界は両国人民と共に、双方の経済貿易協力を促すべきだ」と語りました。
メルケル首相は、「今回の懇談会で、双方は率直に意見や考えを交わし、相互理解を促した。今後とも、このような正しい道を歩み続けていく」と語りました。(07/17 翻訳者:Lin チェッカー:吉野)
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