中国の新華社によりますと、米国のエリック・ホルダー司法長官は11日、米国司法省はメキシコ湾原油流出事故の刑事調査を進めており、対象は英国の石油大手ＢＰ社に限らないことを明らかにしました。

　ホルダー長官は「調査の対象は数多くの法人や関係者で、ＢＰが主な対象だという見方は間違っている」と強調しました。

　関係筋によりますと、米国司法省は「クリーン・ウォーター法（ＣＷＡ）」、「油汚染法（ＯＰＡ）」などの違反容疑で調査を進めているとのことです。なお、有罪が決まれば、10億ドルの罰金を課せられるとのことです。（訳：恂、チェック：吉野）