海南省旅遊発展委員会は9日、最初の構想に基づき、向こう11年、海南国際観光島建設の総投資が3兆5200億元（日本円でおよそ45兆7000億円）に達するだろうと明らかにしました。

　「海南国際旅遊建設発展計画綱要」を起草した海南省旅遊発展委員会の鄧小剛副主任は、「2010年から2020年までの、観光業やサービス業などの分野を含む固定資産投資額は3兆5200億元となる」と述べました。

　「海南国際旅遊建設発展計画綱要」によりますと、国際観光島の建設は三つの段階からなっており、第１段階は、2012年までに、国際観光島建設の基礎を固めること。第2段階は、2015年までに、観光業の管理と運営、サービス業及び新製品の開発などの市場化と国際化のレベルを向上させること。第3段階は、2020年まで、観光業の施設、運営と管理、サービスレベルを国際レベルに引き上げることです。（万、国清）