ロシアを訪問中の中国全国人民代表大会副常務委員長でもある、中国ロシア友好平和発展委員会中国側の華建敏会長は、6日、モスクワで、ロシア連邦院（上院）のミロノフ議長と会談しました。

　華建敏会長は会談で、「今年は両国の戦略的協力パートナーシップを推し進める節目の年である。中国はロシアとともに、両国の指導者が合意した各項目を着実に実施すると同時に、各分野での協力を深めて、両国関係を新しい段階に引き上げていきたい」と述べました。さらに「中国ロシア友好平和発展委員会は、民間外交に力を入れて、両国関係の発展のために、社会と民意の基盤を作り上げていく」と強調しました。

　これに対してミロノフ議長は「ロシア連邦院は両国の戦略的パートナーシップの発展レベルと、中国ロシア友好平和発展委員会が果たした役割を高く評価した上で、「中国と共に、両国の指導者が達した合意を着実に行動に移して、両国関係の発展と各分野における協力に絶えず新しい力を注いでいきたい」と強調しました。

　華建敏副委員長は3日、ロシア入りし、イルクーツク、モスクワ、サンクト・ペテルブルグの三つの都市を訪れます。（朱丹陽）