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米副大統領、イラク大統領と会談

2010-07-06 11:12:43     cri    

 イラクのタラバニ大統領は5日、首都バグダッドで、バクダッドを訪問中のアメリカのバイデン副大統領と会談し、難航しているイラクの組閣問題や両国関係などについて話し合いました。

 バイデン副大統領は3日夜、バグダッドを訪問したもので、翌日の4日に、イラク連邦議会の2大政党の指導者、マリキ首相、アラウィ元首相とそれぞれ会談しました。席上、バイデン副大統領は、新しい政権の早期発足を促しましたが、組閣難局の打開に向けた具体案には触れず、「アメリカはイラク内政に干渉しない。すべてをイラク国民に任せる」と強調しました。

 3月に実施されたイラク連邦議会選で、アラウィ氏が率いるイラク国民運動(イラキヤ)と、マリキ氏が率いる法治国家連合は、イラク憲法への解釈が異なることから、それぞれが「第1党であり、新首相就任の権利を持っている」と主張しています。交渉が長引くことで、イラク国内に政治空白が生まれ、各武装勢力とテロ組織による襲撃が相次ぎ、治安は日増しに悪化しています。(朱丹陽)

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