中国国家版権局版権司の王自強司長は2日北京で、「実際の裁判で版権制度の不備を繕っている現状を変え、文化産業の発展を促すために、中国は20年も前の『著作権法』を全面的に改正すべきだ」と指摘しました。
これは、王自強司長がこの日行われた中国法学会の座談会で述べたものです。その際、王自強司長は「文化産業の発展促進はここ数年、中国政府が打ち出した重大な戦略的政策である。科学技術の発展、市場経済の変化と現在の固定的な中国版権制度の間には矛盾が出てきており、多くの問題が適切に解決できなくなった。そのため、直ちに関連の法律を改正し、版権の保護を強化していく必要がある」と強調しました。
なお、過去20年間、中国の「著作権法」は2回小規模な改正がなされました。(Katsu/大野)
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