中国のテレビ視聴率調査は、アメリカの調査会社ニールセンが2008年末に撤退してから、中国のメディアリサーチ大手のCSM社が一括して行うようになりました。業界では、「視聴率調査を1社が独占するのは基準の設定や管理の規範化に有益だ」としながらも、「外部による監督が欠け、業界の管理体制にも不足が生じかねない」と疑問視する声もあります。

　中国で最も確実とされている調査方法は、調査対象となる家庭のテレビのそばに専門の機械を設置し、視聴者のチャンネル選びを記録し、統計するというものです。(鵬)