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経済成長に有利な世界金融システムを

2010-06-28 15:04:01     cri    

























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 2日間にわたって開かれたG20首脳会合は、現地時間の27日、カナダのトロントで閉幕しました。

 中国の胡錦涛国家主席は会合で「心を一つにし、未来を切り開こう」と題した演説を行いました。胡主席はその中で、世界の経済情勢に対する中国の見解や20ヶ国グループメカニズムが発展するよう期待しました。

 胡主席は、世界経済の早急な回復と持続可能でバランスの取れた成長を実現させるために、三つの提案をおこない、経済成長に有利な世界金融システムの構築を呼びかけました。このほか、胡錦涛国家主席は、経済の成長問題を重視していくべきだとの認識を示し、G20がこの問題解決のためより多くの経済的支援と政治的サポートを提供する責任があると強調しました。

 トロント首脳会合は、20ヶ国グループの会合が世界経済に関する世界での主要フォーラムと確定された後始めて開かれたものです。会合で、各国首脳は「景気回復と新たな始まり」とのテーマをめぐってそれぞれの立場と主張を述べたほか、世界経済情勢やヨーロッパの債務危機などについて議論しました。

 27日午前、胡錦涛国家主席は演説し、「世界金融危機の深い影響はまだ解消されておらず、世界経済のシステムと構造におけるリスクはまだ大きい。それを乗り越えるため、これからも共に努力しなければならない」と強調しました。

胡主席はまた、世界経済の早急な回復と持続可能かつバランスの取れた成長を実現させるための次の三つの提案をおこないました。  

それは、一つ目に、G20の会合を世界金融危機に対応するフォーラムから世界の経済協力を促進するものに転換させること、次に、公平、公正、それに包括的かつ秩序ある新たな世界の金融秩序を確立させること、三つ目は開放的、かつ自由な世界貿易体制の構築を促進することです。

 胡主席は、世界最大の発展途上国の首脳として、経済の成長問題については、「世界銀行や国際通貨基金などの国際金融機構の資金は、発展途上国の支援に優先的に使用すべきだ」とも訴えました。

 なお、世界金融危機が発生して以来、中国は様々な形で発展途上国を支援し、また、国際通貨基金に500億ドルの援助資金の支出を増やし、それを最も遅れている国の支援に充てるよう強く求めました。胡錦涛国家主席は最後に、中国はこれからも発展途上国を支援するとの決意を表明しました。  

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