中国外務省の秦剛報道官は、24日北京での記者会見で、キルギス南部における民族衝突の発生後、中国外務省は、高玉生大使を団長とする使節団を16日キルギスに派遣し、活動を続けていることを明らかにしました。
秦剛報道官は「キルギスは中国の友好的な隣国であり、上海協力機構の加盟国でもある。中国はキルギス情勢を非常に重視している。使節団はキルギスの首都ビシケク入りしたあと、臨時政府の指導者、外相、内相と国家安全対策委員会の責任者をはじめ、各界の有識者やキルギス駐在のロシアとアメリカなどの外交使節団と話し合った」と述べました。
また、中国の使節団の活動について「キルギス情勢のいち早い安定と回復を望み、キルギスとの関係を非常に重視している中国の立場を表明して」と述べた上で、人道的援助物資など各面での援助提供を出来る限り継続けていく意思を表明しました。(朱丹陽)
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