先週辞任したタイアナ氏の後任としてアルゼンチンの新しい外相に選ばれたティメルマン氏は22日、対話を通じて中国との貿易摩擦を解決したい意向を明らかにしました。

　これは、アルゼンチン大統領府での就任式典のあと、述べたものです。ティメルマン外相は「アルゼンチンは中国との関係を重要視しており、今後は両国の貿易問題の解決に向け、さらに交渉を進めていく」と述べました。

　間もなく開催される20カ国・地域(G20)首脳会合について、ティメルマン外相は「国際金融機関の改革を急ぐことや経済政策の調整を慎重に行うことを呼びかける」と意欲を見せました。(鵬)