6月13日から20日までの一週間、上海万博のマレーシア館では、二人の娘惹(ニョニャ)が登場し、靴の手作り技術などを来館者に披露します。そして、毎日午後3時から、娘惹の結婚式の模様が再現されます。
二人の娘惹のうち、Lillian Tongさんはシンガポールの映画「小さな娘惹」に出演したことがあり、マレーシア僑生博物館の館長でもあります。映画撮影の写真や僑生博物館の一部展示物が上海万博のマレーシア館に展示され、娘惹の独特な文化を物語っています。
「娘惹(ニョニャ)」とは、昔、マレーシアへ出稼ぎに行き中国人男性と結婚したマレーシア、インドネシア、タイなどの女性のことを指します。優れた調理の腕を持ち、刺繍などの針仕事に堪能で、中華文化と東南アジア文化の絆とも呼ばれています。(取材:劉叡琳 撮影:琳/吉野 06/16)
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