中国の温家宝首相は韓国、日本、モンゴル、ミャンマーのアジア4カ国歴訪を終え、3日、訪問先のミャンマーから帰国の途につきました。

　今回のミャンマー訪問は、温家宝首相にとっては初めて、中国の首相としては16年ぶりの訪問となりました。期間中、温首相はミャンマーの首相および国家平和発展評議会の議長と会談し、両国の協力関係をより一層推進することを確認し合いました。また、訪問に合わせて、両国を結ぶ天然ガスパイプラインが着工され、中国政府が援助したミャンマー国際会議センターの除幕式も行われました。さらに、貿易、金融、エネルギー、科学技術などに関する協力文書が調印されました。(鵬)