第18回EU欧州連合とASEAN東南アジア連合閣僚級会議が26日、スペインの首都・マドリードで開催されました。EUの27カ国とASEANの10カ国の外交担当相と政府高官は双方の政治、経済、安全など分野での協力を討議し、会議の最後文書で全面的な政治パートナーシップを結ぶことで一致しました。

　会議は「地域一体化プロセスの中でパートナーシップを結ぶ」をテーマにしました。会議はEUの輪番議長国となるスペインのモラティノス外相とASEANの輪番議長国となるブルネイのモハメド・ボルキア外相によって主宰されました。モラティノス外相は会議の開幕式で挨拶し「アジア太平洋地域はすでに世界経済と地理政治戦略の重点となり、この地位は新しい世紀においてさらに強固される重要になる」と強調しました。

　会議は2015年まで東南アジア連合経済共同体を設立するために努力し続けることを重ねて強調しました。また、会議はアジアヨーロッパ会議はEUとASEANが対話と協力を強化するキャリヤーとなり、今後も一層強化される必要があることで合意しました。第8回アジアヨーロッパ会議は今年10月にベルギーで開催される予定です。（翻訳：ＨＵＡＮＧＪＩＮＧ）